ネットで見つけた言葉とか画像とか動画とかスクラップしてくよ
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異説
「星の王子さまはとてもファンタジックな本」という位置づけに対して、異説が主張されている。日本でその嚆矢となったのは、塚崎幹夫の「星の王子さまの世界〜読み方くらべへの招待」(中公新書)である。
この説によると本書は、「ヨーロッパで戦争に巻き込まれて辛い思いをしている人々への勇気づけの書」であるとされている。この観点から読み解けば、エピソードの多くは具体的な背景を持つ。以下に3つほど例示する。
3本のバオバブの木を放置しておいたために破滅した星
ドイツ・イタリア・日本の枢軸側の3国に適切な対応をしなかったため、第二次世界大戦を引き起こした国際社会。
自分の体面を保つために汲々としている王
このエピソードは、王が王子を大使に任命して終わっている。サン=テグジュペリ自身も、フランス国外に脱出したあと、フランス・ヴィシー政府(ドイツによるフランス攻撃でフランスが劣勢になった後に作られた「枢軸国寄り」と評されることも多い、妥協的な政府)から文化大使に任命されている。
501622731
5億162万2731という妙に直截な数字は、第二次世界大戦を引き起こした国民の合計になる。そのまえの数字の足し算は、第二次大戦に加担した人間が増えるさまを克明に記録している。その数字に対してわざわざ「私はこまかいんだ!(大久保訳)」という台詞を附しているのも、この戦争に巻き込んだ全ての国に対する憎悪があるといわれる。
こういった理由から、本書については、「ファンタジーの衣をまとってはいるが、極めて政治的な告発のために執筆が試みられた可能性」を含む指摘がある。この説は、「ファンタジーである」とする説と両立するものであるようにも思われるが、ファンタジー派からはいまだ強い反感を抱かれている。
Wikipedia
星の王子さま
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E3%81%AE%E7%8E%8B%E5%AD%90%E3%81%95%E3%81%BE
初めて聞いた!
けどすごい!!もう一回読みなおしたくなった!
「星の王子さまはとてもファンタジックな本」という位置づけに対して、異説が主張されている。日本でその嚆矢となったのは、塚崎幹夫の「星の王子さまの世界〜読み方くらべへの招待」(中公新書)である。
この説によると本書は、「ヨーロッパで戦争に巻き込まれて辛い思いをしている人々への勇気づけの書」であるとされている。この観点から読み解けば、エピソードの多くは具体的な背景を持つ。以下に3つほど例示する。
3本のバオバブの木を放置しておいたために破滅した星
ドイツ・イタリア・日本の枢軸側の3国に適切な対応をしなかったため、第二次世界大戦を引き起こした国際社会。
自分の体面を保つために汲々としている王
このエピソードは、王が王子を大使に任命して終わっている。サン=テグジュペリ自身も、フランス国外に脱出したあと、フランス・ヴィシー政府(ドイツによるフランス攻撃でフランスが劣勢になった後に作られた「枢軸国寄り」と評されることも多い、妥協的な政府)から文化大使に任命されている。
501622731
5億162万2731という妙に直截な数字は、第二次世界大戦を引き起こした国民の合計になる。そのまえの数字の足し算は、第二次大戦に加担した人間が増えるさまを克明に記録している。その数字に対してわざわざ「私はこまかいんだ!(大久保訳)」という台詞を附しているのも、この戦争に巻き込んだ全ての国に対する憎悪があるといわれる。
こういった理由から、本書については、「ファンタジーの衣をまとってはいるが、極めて政治的な告発のために執筆が試みられた可能性」を含む指摘がある。この説は、「ファンタジーである」とする説と両立するものであるようにも思われるが、ファンタジー派からはいまだ強い反感を抱かれている。
Wikipedia
星の王子さま
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E3%81%AE%E7%8E%8B%E5%AD%90%E3%81%95%E3%81%BE
初めて聞いた!
けどすごい!!もう一回読みなおしたくなった!
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