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ネットで見つけた言葉とか画像とか動画とかスクラップしてくよ
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目上とか目下とかではなく、もっと素直に言葉どおりに解釈するべきです。「ご苦労様」は文字どおり「さぞかしご苦労されたことでしょう」という意味です。これに対し「お疲れ様」は文字どおり「さぞかしお疲れになったでしょう」という意味です。ここでいう「苦労」は主に精神的なもの、「疲労」は主に肉体的なものです。これがスタートラインです。

例えば、組織として一つの仕事をする場合、指示する側と指示される側とでは「大変さ」の度合いは全く異なるわけです。指示どおりに動けばよい下っ端(目下の人)は「疲れる」だけですが、判断・決断を求められる偉い(目上)人には、下っ端には分からない様々な「苦労」があるわけです。つまり「ご苦労様」は、その人の「役割」特有の苦労に対する感謝とねぎらいの言葉なのです。

こう考えると、通説とは逆に、「ご苦労様」はむしろ目上の人に対し使うべき言葉だと思いませんか?

これに対し「お疲れ様」というのは、相手の「お役目」とは関係のない話におけるねぎらいの言葉であり、感謝の意味は薄くなります。例えばレジャーから帰宅したとき、「やっと着いたね。お疲れ様」という感じで用います。会社などでも、日常の退社時における同僚同士の挨拶であれば、これでよいでしょう。

いずれにせよ、「目上・目下」で使い分けるのではなく、あくまで感謝とねぎらいの「内容」により使い分けるべきです。

例えば、いくら会社の上司に対する言葉であっても、社内旅行や社内野球大会などレクレーションの終了時は「お疲れ様」が適切だと思います。これらは単なる「遊び」ですから。でも、幹事さんに対しては、普段は社内では下っ端であっても、この場合は「ご苦労様」と声を掛けてやるべきです。幹事はみんなのために「世話役」という役割を果たしたわけですから。

こうして考えると、荷物を運んでくれた配達員に対し、感謝とねぎらいの意味で「ご苦労様」と言うのは適切であり、むしろ正しいと思います。荷物を運ぶのが配達員の役割(仕事)なのですから。「ありがとう」でも間違いではありませんが、これは単なる「感謝」にすぎません。「役割に対する感謝」という意味を含めたいのであれば、「ご苦労様」が適切です。昔の宅配は、配達先が留守であれば隣の家に預けたものでした。その隣人が「お預かりしていました」といって荷物を持ってきてくれたのであれば、「ありがとう」で十分です。要は、感謝に「本来の役割」を含めるかどうかの違いです。


教えて!goo
「ご苦労様」の使い方
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2001575.html
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